2007年 06月 12日
久しぶりに講師日記を_ この夏銀座のギャラリーで学生の展示会がある 年度末の卒業・進級展ではなく一般ギャラリーを使って外部に向けての展示会だ 昨秋初めて企画されたもので今回が二度目となる 学生達から集まった出展希望作品は120数点 その中から審査によって約30点が選考された 今は各々が加筆の真っ最中だ 絵を描く作業は先ず何を書くかというコンセプトやテーマも重要だが 何処で終わらせるかも大切なポイントだろう 未完は勿論だがやり過ぎも生気を奪う 学生の場合 本人のポテンシャルを推し量ったところから70〜80%の仕上がりで提出してくることが多く 今回も加筆の必要無しと思えたものは僅か2点だった 講師として少しでも前に進む為の助言をするのだが それを解釈して何処まで画像を追い込んでいけるかは本人次第となる 言われたからやるというのでは表現の魔法が降りることはないだろう 先週は授業後も作業を続ける学生につき合って学校を出たのが10時近くになってしまった それでも前向きな情熱に触れることであれば疲れは感じない 次に授業で彼等と会うのは来週半ば 「完成」した絵との対面をとても楽しみにしている いつも思うことだけど、 伸びていく学生に共通するのは素直さとしたたかさを併せ持っている点だろう その逆は小さな世界に凝りかたまってしまう例だ これは大人の場合にしても同じことで 安全でつまらない価値観にとらわれている輩ほど面倒なものはない 自分の美意識や価値観は客観的な視点と好奇心をもって整備していくべきだ でないと折角の変化のチャンスさえ見逃しかねない 肉体にしても日々の新陳代謝で7年もすると全く別の細胞に生まれ変わっているという 10年ぶりに会った人は以前とは別人なのだ 変わらないでいるには、変わり続けなければならない_ という言葉を思い出した その通りなのだと思う 最近のROCKがつまらないのもこのせいか、
by hirokimafuyu
| 2007-06-12 20:58
| 雑記
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