2007年 01月 28日
写真1は27日早朝7:00頃 姉妹校でのゼミの為 新幹線の車中から撮った一枚_ スケジュール調整の偏りとはいえ 日の出の時刻の新幹線に乗るのは初めてのことだ 何となく昔の少年漫画のシーンを思い出した 子供の頃「朝日」と「夕日」は学園ものやスポ根漫画に欠かせない心象風景だった そこに絡む主人公の泥臭いセリフが決意表明となってストーリーを盛り上げていく それが感動に繋がることもあればしらけることもある それでもシーンの意味は理解出来た 今の少年雑誌ではおそらくギャグにしかならないだろう ある時期からHEROはひたすらクールでいることを求められている 生まれつき強く賢く美しい_ それは「仮想現実」が決して「現実」へ転化しないことを意味している ある人はそれをシュガー・コーティングの文化と言っていた 泥臭いものを押し込み そつない甘さで表層を固めていく_ 今の荒れる子供達の報道を見るにつけそのことを思う コーティングしきれなくなったものが吹き出しているのだ 大切なのは不器用でも継続していくことだろう 何でも簡便が良しとされる今の時代にその為の泥臭さが改めて必要なのだ みっともない努力と葛藤を乗り越えてこそ得られるカタルシスは確かにある_ P.S. 写真2・3はゼミ教室での風景 年10回の特別講義_ ![]() ![]() ![]()
by hirokimafuyu
| 2007-01-28 23:09
| 雑記
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Comments(2)
>ある時期からHEROはひたすらクールでいることを求められている
いつからでしょうか、 僕が少年誌の漫画を目を通さなくなった頃との 微妙な時間の一致を感じます。 ビデオゲームの普及に併せて 主人公の生い立ちやバックボーンを端折るよう 漫画家に要請したと かつて持ち込み先の漫画雑誌の編集さんからの台詞を 小耳に挟んだ事があります。 時代に合わせてヒーローの成り立ちは変化しますが 人間の営みに大きな変化はありませんよね。 >何でも簡便が良しとされる今の時代にその為の泥臭さが改めて必要なのだ 同意です、しがみついた先に見えるものがある以上、 継続こそ重要な意味を持つと思います。
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大佐_
漫画に対して同じような気持ちで育ったようですね この朝日の写真を撮りながら私は「明日のジョー」のことを思い出していました 極度のスランプに陥ったジョーについて丹下段平が呟いた言葉が印象に残っています 「究極の絶望よりたちの悪いものがあるとすれば、、、、それは偽物の希望だ。」 凄い言葉だと思います_ |
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