Hiroki Mafuyu Blog

kquarter.exblog.jp
ブログトップ

<   2007年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧


2007年 06月 30日

杜の都

お世話になった方の招きを受け仙台へ行って来た
初めての東北
JR仙台駅に降り立った時 何となく空気が透き通っているような感じがした

その地でクリエーターを目指す約20名の若者達に話をする
POP ARTについて
フリーランスについて
イラストレーター、漫画家について、

持参した絵を見せながらの質疑応答
こちらへの質問の内容、 顔つき、声の真剣さで才能の一端は分かるものだ
夢を持つだけで夢がかなうわけではない
それでも少しでも作家の佇まいを感じさせる者がいるとほっとする

予定の三時間はあっという間に過ぎた

遅めの昼食に名物の牛タンをご馳走になる
炭焼き肉厚の「利休」
牛タン、とろろ、麦飯、漬け物、テールスープの定食
美味しかった、

折角なのでゆっくりしたかったが本来の仕事が遅れている状況ではそうもいかず帰宅の途へ
新幹線を予約し仙台駅ビル地下の寿司店にて時間待ちをする
ほやと岩ガキで生ビール
旨い、
慌ただしい一日の中でやっと落ちつく思いがした


帰りは16:26 仙台発「はやて20号」
行きは東京駅からだったが
帰りは大宮(→埼京線)武蔵浦和(→武蔵野線)経由にした
そして最寄り駅のJR西国分寺に着いたのが18:34
ここから家まではTAXIでワンメーターだ

仙台から約2時間10数分、

乗り継ぎに恵まれたとはいえその速さに少し驚いた
東北は思ったよりもずっと近かったということか

それでも気候には雲泥の差があった

戻ってきた東京はいつもながらの粘りつくような暑さ
私にとって最も苦手な季節がやって来ている


p.s.仙台では写真を撮る余裕がなく帰りの車中からの一枚
d0060251_15372473.jpg

[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-30 15:40 | 雑記
2007年 06月 27日

UNKLE 'WAR STORIES'

UNKLEの新作 'WAR STORIES'が素晴らしい

私にとっては今年一番の音だ
ROCKもELECTRONICも越えた新しい地平で響いているようだ
暫くこの音で絵が描ける

嬉しい、

ジャケットも良い



d0060251_112249.jpg

[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-27 01:15 | 音楽
2007年 06月 26日

息を詰めて_

仕事が遅れ気味でなかなかBlogの更新が出来ない

先週も日記の素材になるようなことが多々あったのだけれど
さっと走り書きするような文章が作れない
もっとたんたんと日常を書き留めたい

若い頃 気負わないと絵が描けない自分がいやだった
年齢がいけばもっとリラックスして出来るようになるかと思ったが
あまり変わったとはいえない

息を詰めて走り抜けるのではなく
ただ歩くように仕事がしたい


p.s.『MANDALA』二作目16Pをデジタルで描くことにした
[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-26 12:36 | 雑記
2007年 06月 17日

Lou Reed 'hudson river wind meditations'

DISK UNIONでLou Reedの'hudson river wind meditations'を見つけた
情報も何もなかったので最初新譜なのかも分からずお店の人に聞いてみると
「新譜なんですが、何だか実験的なアンビエント風の音らしいんです、、、」との応え

裏ジャケットにLouの大きな顔写真と共に長い但し書きが_
Free form preconception-
Music for the 'Background of life'

First composed this music for myself as an adjunct to meditation, Tai Chi,bodywork,and as music to play in the background of life-to replace the everyday cacophony with new and ordered sounds of an unpredictable nature.
New sounds freed from preconception...
I hope you find as much use for this music as I have in both writing and listening to it and exploring inner spaces.

何となく'70年代の'Metal Machine Music'を思い出した
アナログ盤二枚組の「ミュージック・コンクリート」
物議を呼んだ問題作_

その時のことがあるのだろうか
文章には誤解のないように、との思いが滲んでいる

どうしようか少し悩んだけれど購入することにした
沢山の新譜の中で他に聴いてみたいと思える物がなかったこともある
ROCK MUSICはとうに青春の時期を越えてしまったようだ
触れただけで切れそうな衝動を持った音に出会うことは殆どない
まれにあったとしても耐久性に乏しくすぐに飽きてしまうのだ
今は繰り返し焼き直され微細な「解釈」の妙を競ういわば盆栽の展示会のようなものだろう
少し離れてみればどれもこれもが似たような物でしかない
ROCKは予想もしなかった老成期に向けてこれからどう生きるかが問われている
夭折できなかったのであれば無様にでも生き抜いていくしかない
でもそこにも大切な意味があるはずだ

Lou Reedはその殆どの時代で音楽を作り続けてきた
歴史に残る珠玉の名作もあればそうでないものもある
そしてVelvets 時代から現在まで首尾一貫した作家性で貫かれている
そんなアーティストは他に何人もいるものではない

次へ行くために通らなければならないこと
その為の'hudson river wind meditations'なのだろう


取り立てて何が良いのかも分からず 深夜仕事をしながら繰り返し聴いている
それでもこれだけ依存性がある作品は久しぶりかも知れない
ふと前作でのことを確認したくなり'the Raven'を引っ張り出して聴いてみたら全く違う音に聞こえて驚いた
Lou Reedは今新しい心の風景を探しているのだろう

このあとゾクゾクするようなロックンロールが飛び出す予感がする_

d0060251_186433.jpg

[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-17 14:36 | 音楽
2007年 06月 12日

We must change to remain the same_

久しぶりに講師日記を_

この夏銀座のギャラリーで学生の展示会がある
年度末の卒業・進級展ではなく一般ギャラリーを使って外部に向けての展示会だ
昨秋初めて企画されたもので今回が二度目となる
学生達から集まった出展希望作品は120数点
その中から審査によって約30点が選考された
今は各々が加筆の真っ最中だ

絵を描く作業は先ず何を書くかというコンセプトやテーマも重要だが
何処で終わらせるかも大切なポイントだろう
未完は勿論だがやり過ぎも生気を奪う
学生の場合 本人のポテンシャルを推し量ったところから70〜80%の仕上がりで提出してくることが多く
今回も加筆の必要無しと思えたものは僅か2点だった
講師として少しでも前に進む為の助言をするのだが
それを解釈して何処まで画像を追い込んでいけるかは本人次第となる
言われたからやるというのでは表現の魔法が降りることはないだろう
先週は授業後も作業を続ける学生につき合って学校を出たのが10時近くになってしまった
それでも前向きな情熱に触れることであれば疲れは感じない
次に授業で彼等と会うのは来週半ば
「完成」した絵との対面をとても楽しみにしている

いつも思うことだけど、
伸びていく学生に共通するのは素直さとしたたかさを併せ持っている点だろう
その逆は小さな世界に凝りかたまってしまう例だ
これは大人の場合にしても同じことで
安全でつまらない価値観にとらわれている輩ほど面倒なものはない

自分の美意識や価値観は客観的な視点と好奇心をもって整備していくべきだ
でないと折角の変化のチャンスさえ見逃しかねない
肉体にしても日々の新陳代謝で7年もすると全く別の細胞に生まれ変わっているという
10年ぶりに会った人は以前とは別人なのだ

変わらないでいるには、変わり続けなければならない_
という言葉を思い出した

その通りなのだと思う
最近のROCKがつまらないのもこのせいか、
[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-12 20:58 | 雑記
2007年 06月 10日

Old Pirates_

早朝のNEWSで桑田真澄がメジャー昇格を果たしたことを知った
心から祝福したい

巨人を解雇のような形で退団しアメリカに渡ってからも様々なことが起こった
それでも腐ることなく全てを前向きに受け入れて辿り着いた夢の舞台ということだろう
いつも思うがスポーツ選手が存在する意味は華々しく活躍する姿だけではないと思う
39才の桑田が乗り越えてきたことがどれだけこれからの少年達の為になるのだろうか、
次はメジャーの舞台を思いっきり楽しんで欲しい

ヤンキースタジアムで松井秀喜との対戦を思うと胸が躍る
なんだか子供の頃の少年漫画を見るような気分が嬉しい_

p.s.
写真はメジャー昇格が決まり それまで所属していた3Aインディアナポリスの選手と握手をかわす桑田

d0060251_7295548.jpg

[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-10 07:14 | SPORTS
2007年 06月 05日

紙一重_

たまに昔の自分を知る読者の方からメールをいただくことがある
イラストレーターとして仕事をする以前
20代の漫画家時代を知る人達からだ

当然それなりの年齢ということもあるからだろう
穏やかながら的を得た文章
今後の私への提言などを読んでいると正直身に余る思いがする

私の20代は漫画家として自分を商業に乗せることで右往左往した10年だった
これも仕事と思い 気乗りのしない原作付き劇画を描きとばした時期もある
仕事を失うことが怖くて求められれば何でも引き受けた
たまったストレスをバンド活動で撒き散らした
節操などあったものではない
その結果主体性を失い27の頃には完全に行き詰まった
寒くもない季節に歯がガチガチして眠れなかった夜がある
先の見えない不安の極にいた_

18才で漫画デビューして10年が過ぎながら作家として何も残していないことが情けなかった
短編集「K,quarter」の断片になる作品を書き始めたのはその頃で
二・三流誌の片隅に場違いな漫画を描かせて貰った
雑誌の商業概念とは別枠のページをもらったようなものだ
私の漫画を載せたところで本が売れるわけはない
Wa社のM氏、S氏、Ta社のY氏、、、To社のo氏、
侍のような編集者達の心意気に支えられてのことと改めて感謝している
そうして自分を確認することだけを目的に幾つかの短編を描いた
志を持ってベストを尽くしそれで駄目ならしょうがない、
当たり前の指針を取り戻すことからの出直しだった

周囲からは こんなとこで何気負ってんだと露骨に揶揄もされたが気にはならなかった
それだけ追い込まれていたのだろう
自分に作家としてどれだけのことが出来るのか、それだけが興味だった
もう一つ見つけたことは 結果に関わらず自分の創作に夢中になることの快感だった
その状態の時には一切の不安が波立たないことを知った

暫くして今はない小さな出版社からそれらを短編集としてまとめないかという話があった

嬉しかった、
たかだか数千部でも自分にとって初めて作家としての「名刺」が出来たのだ
紙一重で夢が繋がる思いがした、
その頃胸に刻んだことは今も私の物差しとして機能している


情報が多すぎる時代
沢山の雑念が駆けめぐり本質を見つけることは容易ではない
それでも探しあてたテーマに命がけで集中すること以上の幸せはないと思う


自分を見失いそうになると本棚から「K,quarter」を引っ張り出す_


d0060251_22282571.jpg
d0060251_22283893.jpg

[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-05 13:23 | POP ART
2007年 06月 04日

Farewell party of Art Cafe1107_

「恵比寿ART CAFE1107さよならパーティー」に行った

ビルの建て替えによる閉廊_
ここには沢山の想い出がある
来春場所を移して再開とのことだが寂しさはひとしおだ
それは常連客達も同様のようで 最終日はご覧のような賑わいだった
オーナーの鈴木さん御夫婦がお元気なのが何より、
また素晴らしいギャラリー・カフェを開いて欲しい

パーティーの幹事をされた方が私を金子國義氏と間違えて挨拶された
一体何処が似ているのだろう(苦笑

d0060251_335988.jpg
d0060251_3352140.jpg

[PR]

by hirokimafuyu | 2007-06-04 03:36 | 雑記