Hiroki Mafuyu Blog

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カテゴリ:音楽( 37 )


2006年 06月 05日

戦友

昨日_
フィルモア楽器創立30周年記念パーティーへ

吉祥寺のホテル宴会場
沢山の旧友
一番古い人では30年ぶりの再会も
あっという間のタイムスリップ

ベンチャーズ「Wipe Out」 セッションに私も参加させていただいた

二次会は昔屯した吉祥寺の飲み屋へ_
だらだらと皆でギターを抱えて歩いていく

昔話はもちろんだが
これからのことを語り合うのが楽しい

至福の時


また今日から絵描きに戻ります
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by hirokimafuyu | 2006-06-05 13:15 | 音楽 | Trackback | Comments(1)
2006年 06月 04日

30 years ago_追記

THE ROCKETについては以前にもさわり程度を日記にしました
ただこの頃_
20代の自分の濃密な思い出についてはとても書ききれてはいません
漫画と音楽に明け暮れた10年をいつかちゃんと文章にまとめてみたいと思っています

決して懐古的な気分からではなく
あの頃何が起こっていたのか
自分自身で冷静に整理したいからです


THE ROCKETはドラマーが一度変わった為 4人の男達が関わりました

初代ドラマーのケンちゃんは消息不明ながら
温厚な性格であったこと
そして家族思いで生活力もあったので
おそらく故郷の新潟で幸せに暮らしていることと思います

二代目ドラマーのTはここ10年禁治産者となって抵抗のような引き籠もりを続けています

悲しいのはBASS兼Vo.のMで
30代半ばになってから精神の失調をきたし
それ以降ずっと神経科病院の入退院を繰り返していると聞きました

先天的な原因もあったとは思いますが
若い頃の刺激的な時間を自分の中で整理することが出来なかったことが不幸を呼んだのかも知れません


何年か前のことですが
講師仕事の為_電車を待つ国立駅ホームで一人の男がこちらを見ていました

肌寒い冬の朝
通勤通学の人々がごった返す中
パジャマ姿にカーディガン
素足にサンダル
坊主頭で痩せた中年男はとりわけ異様に映りました


その男が執拗に私を見ているのです

私は気になりましたがそのままホームに来た電車に乗り込みました

ドアが閉まり窓越しに外を見ると
男はまだこちらを凝視しています

窓ガラス越しに二人が対峙したままゆっくりと電車が動き始めました

そして暫くして気づいたのです
「Mー坊だ、、、」


胸が痛む思い出です

THE ROCKETはその当時小さな音楽事務所からプロとしての誘いもありました
でも私がそれを受け入れませんでした
Mが書く短絡的なROCK歌詞が音源として残るのがいやだったからです

誰よりもロックスターに成りたかったMはそのことで私を恨んでいるかも知れません


彼の心の中で私はどう記憶されているのか
少なくともホームの雑踏の中で
最初に気づいたのは彼だったわけです


夢を持つことは大切なことですが
時に残酷な結果をもたらすことがあります
これはMだけに限ったことではありません

以前の日記にもこう書きました

私の友人には
当時の自由_若者文化_フラワームーブメントに焦がれ
しかし逃げ場のない現実社会との間で精神のバランスを崩し
未だに立ち直れない者が何人かいます
音楽の世界にも
絵の世界にも...
その昔 
彼らは皆 才気溢れる若者でした


いつの機会か整理しなくてはならないと思っています



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by hirokimafuyu | 2006-06-04 04:30 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2006年 05月 31日

30 years ago

先日のこと_

高校時代からの友人_ギタリスト谷川史郎から連絡があった
三鷹にあるフィルモア楽器
http://www.fillmore-japan.com/
が来月_創立30周年記念パーティーを開催することになったらしく
その為の連絡だった

フィルモアゆかりの元BAND少年約200人を集めてのROCKパーティー

胸が躍る
大事な仕事の渦中だが行かないわけにはいかない

フィルモア楽器は現在モズライト・ギターの代理店をしている為か
宴の最後にベンチャーズの「Wipe Out」 を何人かでセッションするとのこと
http://www.youtube.com/watch?v=O1GVoJId9Rw&search=THE%20VENTURES

ドラムソロの合間に9人のギタリストと3人のドラマーが交代して
ワン・コーラスずつソロを取るという段取りのようだが私はベンチャーズを弾いたことがない、、、
でもギタリストの一人として選んでいただいたことはとても感謝している

遊佐さん史郎ありがとう_

当時のBAND仲間から始まって私は3番目
トリは谷川史郎とゴダイゴ浅野孝己氏の競演
不安もあるけどとても楽しみだ

それで今 仕事休みに「Wipe Out」の練習をしている
上手くいかなかったら酒のせいにするつもり


沢山の記憶が蘇る

良き友人達に恵まれたことを感謝している




写真上_1976年 21才の私
    谷川史郎率いるスーパーオレンジサンシャイン コンサート会場      
    フィルモア社長の遊佐典之氏と楽屋で

  下_1977年頃 フィルモア主催コンサートでのTHE ROCKET
    のけぞってギターを弾いているのが私(苦笑
    私は隔週誌の漫画連載を持ちながらのBAND活動
    LIVEが終わると帰ってジミに漫画を描いていた
    
    新宿ロフト・渋谷屋根裏・福生チキンシャックを廻っていた

    若かったと言うことでしょう



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by hirokimafuyu | 2006-05-31 03:25 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
2006年 05月 21日

TOM VERLAINE & JOHN FRUSCIANTE

トム・ヴァーレインとジョン・フルシアンテのCDを買った

TELEVISIONのトム・ヴァーレインは実に14年ぶりのソロ・アルバム「Songs And Other Things」
R.H.C.Pに在籍するジョン・フルシアンテは昨年末から月1ペースで約半年出し続けたソロ・シリーズから二作「Inside Of Emptiness」と「The Will To Death」

ジョン・フルシアンテについて_
私はしばらく前にソロ・シリーズ最終作「Curtains」を聴いていた
ローファイの極みのようにラフなアコースティック・サウンド
胸に染みるメロディーが素晴らしかった

今回の二作も良い
ガレージ・サウンドのような音像ながら何処か凛としていてストイックなボクサーのようだ
この人はR.H.C.Pを離れている間 DRUG絡みの相当過酷な精神の旅をしていたようで
そこで見てきたものがこの骨と皮のようなサウンドに艶をつけているのだろうか

一方14年ぶりのトム・ヴァーレインにしても所謂現代的なスタジオ・ワークを駆使したサウンドとは思えない
ライナー・ノーツを読んでも14年間暖めた曲を発表したわけでもないようだ
やっと重い腰を上げて_
始めたらスタジオで一気に仕上げてしまったといった印象がある
14年分の気負いなども感じられない

TELEVISIONは'70年代中期のニューヨーク・パンクムーブメントの中で私が最も好きなBANDだ
叙情と孤独を文学的ともいえるギターサウンドで包み込んだ奇跡のような2枚のアルバムは今も色褪せることがない
ギターサウンドとしての独特の音響処理はその後の多くのBANDにたっぷり盗まれた
皆 トムよりもずっと金持ちに成ったことだろう

でも私はこの不器用なトム・ヴァーレインを愛する
新作にも彼独特のワビサビ感は健在だ

相変わらずのクールな歌い方
琴線をわしづかみするようなギターソロ_


トム・ヴァーレインとジョン・フルシアンテ
この二人は何処か似ている

熱情を越えた諦観の視点というか
独特の抜けが魅力の一つになっているのだろう

これは絵を描く上での教訓でもある

身につまされるような思いで聴いている

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by hirokimafuyu | 2006-05-21 17:05 | 音楽 | Trackback | Comments(1)
2006年 03月 30日

夜桜

地元の「Live house 地球屋」に友人のBANDを観に行く

昼間_担当編集者と話をして週明けまで締め切りを延ばして貰った
少し余裕が出来たので息抜きをすることに_

友人の勝部和喜男氏は同世代のカメラマン
トリオのブルース・ロックを演っていることは聞いていたが
実際にLIVEを観るのは初めてだ

出番に合わせて夜の8:00に家を出る
駅前_大学通りの桜はすでに満開
夜桜はいつ見てもぞっとするような美しさがある

LIVEは「50年前の音楽を35年前のスタイルで演奏する」と本人が話していた通りの展開
屈託のないスリー・コード・Rock'n'Roll
途中 ジミヘンやストーンズのカバーが混ざる
Watch towerのギターソロを完コピーで演るからたまらない
気分は一気に高校時代へ
学校をサボって吉祥寺のROCK喫茶に出入りしていた頃を思い出した

徐々にゆったりとしたグルーブが生まれていく
前座を務めた若いBAND少年達からも歓声が上がる

気負いのない_そして嘘のない音
同時代に育ったからこそ分かる音楽へのリスぺクト
ふと個人が自然体で楽むことこそが 今の時代一番の反抗なのではないかと思う

演奏が終わりひとくさり言葉を交わして店を出た

そこは満開の桜並木
気取りの無い自然の美に立ち尽くす
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by hirokimafuyu | 2006-03-30 00:49 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 27日

ドツボ

PLACEBO<プラシーボ >の新譜_MEDSについて書きたいのですが
今_作画でドツボにはまっている状態です

余裕が出来たら改めてレビューを書きたいと思っています
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by hirokimafuyu | 2006-03-27 21:06 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2006年 03月 24日

SISTER RAY

夕方 気分転換がてら国立駅前へ
自転車で街を走るのが気持ち良い
もうすっかり春の気分だ

いつものように食事をして 駅前のdisk unionへ
出たばかりのPLACEBO<プラシーボ >の新譜を買う
私はブライアン・モルコの天然グラム声とメロディが好きだ

他に何か_と店内を物色
中古盤のコーナーでTHE VELVET UNDERGROUNDのブートを見つける

悲しいくらいチープなジャケットに
"LIVE AT THE BOSTON TEA PARTY, MARCH1969"とある

裏の曲目を見て驚く
7)SISTER RAY

公式のLIVEアルバムに1969年の音源があるがSISTER RAYは収録されていない
他にも
3)CANDY SAYS
9)I'M GONNA MOVE RIGHT IN
10)I'M SET FREE
11)RUN,RUN,RUN,
と今までLIVE盤で聞いたことのない曲がクレジットされている
値段を見れば500円_
ジャケットだの音質だの迷う値段ではない


今 それを聴きながらこれを書いている

勿論この時期_ジョン・ケールはいない
ダグ・ユールがベースを弾いているのだが やたら音数が多く センスのないジャック・ブルースみたいだ
釣られるように冗漫なギターソロが続く
やはりBANDの末期だったせいだろうか 何となく投げやりな印象がする

それでもCANDY SAYSは素晴らしい
いつもながらルー・リードの声は麻薬のようだ

VELVET UNDERGROUND のLIVEを聴く度に思うことだけど
この時代この場で実際見聞きした人達は一体何を感じていたのだろうか
けっして聞きやすい音ではなかった筈だ

ここにあるのは生の暴力と処女の抱擁_


安酒と紫煙の中でこの音像を体験した者達にいつも嫉妬する



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by hirokimafuyu | 2006-03-24 20:23 | 音楽 | Trackback | Comments(3)
2006年 03月 08日

EAST VILLAGE

昼過ぎに起きて国立駅前に行く
用を済ませ食事をしてから駅前のdisk unionへ

いつも同じようなことを書いているけど
普通に家で仕事をしている時の私の生活パターンはこんなものです

今日はEAST VILLAGEの再発リマスター盤を購入
「DROP OUT」オリジナルリリースから13年ぶりのCD化

噂だけは知っていた伝説のBANDを初めて聴く

イギリス伝統のネオ・アコースティックサウンド
プレーヤーから一曲目のイントロが流れた瞬間から部屋の空気が一変した

ギターとオルガンの音が気持ちいい
素直な唄に清潔なアレンジメント


今日はこれを聴きながら仕事をする

何だか嬉しい
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by hirokimafuyu | 2006-03-08 17:12 | 音楽 | Trackback | Comments(1)
2006年 03月 07日

SNOW BORNE SORROW

また少し空いてしまいました
Blogは仕事では無いのにちょっと空いてしまうとバツの悪い思いをするのは何故でしょう(苦笑

現在_やるべき仕事が一つ
他にこなさなければならない仕事が二つ絡んでいます

やるべき仕事だけに集中したいのですがそうもいきません
全て自分の責任
頑張って乗り切りましょう

David Sylvianの新譜「SNOW BORNE SORROW」を聞いています

少し前に発表されたものですが
対訳が知りたくて国内版が出るまで待っていました

UNIT「nine horses」としての新譜
David Sylvian個人名義ではないので少しリラックスした雰囲気もあります
あくまで2003年の「BLEMISH」に比べてですが、、、

変わらないスタンス
イノベーターとしての音像
9曲目 The Librarianが素晴らしい

先に進む勇気を貰っています


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by hirokimafuyu | 2006-03-07 22:20 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
2006年 02月 03日

this heat

昼過ぎに起きて駅前のdisk unionへ

やっとthis heatのファースト・アルバム_リマスター盤を手に入れる

展示会後久しぶりのCD購入
ここ二ヶ月ほど音楽どころではなかった

 こんなことではいけない

併せて何か新譜を買うつもりでいたが結局その気には至らず
_ピンと来るものが無かった為

this heatはセカンドしか知らなかったので 今回初めて聞くファーストにショックを受ける
1979年に発表された音
文学的とも言える実験性と音響の快楽
高い志を三人の痩せぎすの精神が支えている

'70年代の半ば_PUNK勃発以降 NEW WAVE POST PUNKと続いた革命の時期からROCKが本質的に何も進んでいないことを思い知る
あの当時 
ワクワク・ドキドキ ジャングルに入るような気分で輸入番屋に通いつめたものだ

とは言え 過去の名作に酔っているだけではいけない
概念を全て吹っ飛ばすような「今」の音に撃たれたい
世界の何処かに魂を磨く若者が必ず居るはず

音のテロリストに殺されたい


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by hirokimafuyu | 2006-02-03 22:06 | 音楽 | Trackback | Comments(0)