Hiroki Mafuyu Blog
2022-09-18T02:38:16+09:00
hirokimafuyu
ある絵描きの日常 http://hirokimafuyu.com
Excite Blog
宮谷一彦 石川球太と螢三七子
http://kquarter.exblog.jp/29260214/
2022-07-04T19:53:00+09:00
2022-09-18T02:38:16+09:00
2022-07-04T19:53:35+09:00
hirokimafuyu
Essay
1972年当時 アポイントメントなんて観念はないこの日も電話などせずフラッと石川プロを訪ねる宮谷先生のお供をしたのだ
マンションの5階 ノックもせずにドアを開ける部屋の奥 窓際の机で石川球太と担当編集者らしき男がこちらを向いたアシスタントのいない仕事部屋は広々としているが その空間には重い空気が垂れ込めている
多分最終打ち合わせ→明日午後からアシスタント召集→作画開始→週明け16枚渡しというようなタイミングだったのだろう我々客人が現れたのを区切りとするように「それではこれで失礼します!来週〇〇は××ですのでよろしくお願いします!!!」そさくさと鞄に何やら詰めこんで担当氏は出て行ったドア付近の我々に会釈した顔には緊張感が滲んでいる戦力外の高校生にも判る これは〆切前の黄信号だ
「いいんですか?お邪魔しちゃったみたいで・・・また出直します」宮谷一彦が呟く「何いってんだよ せっかく来たのに 俺は外に出るきっかけが欲しくてうずうずしてたんだ ちょっと行こう!」石川球太は握っていた鉛筆を放り投げ いつもの人懐っこい笑顔でジージャンを羽織りながらマンションの外廊下をドンドン進む
そして焼鳥屋のカウンターだ
球太さんが手慣れた調子で注文していく
店と同じく年季の入った店主が無言で応える「僕は いつもここでピーマンの塩焼きとレバーのサッと焼きを食べてるからね 家族は僕の健康の心配をしなくて良いんだよ ワッハッハッ!」と笑う石川球太にアーネスト・ヘミングウェイのイメージが重なる
「生肉には全ての栄養素がある だからレバーはサッと焼きなんだ! ウンと焼きでは栄養が壊れるんだよ」さすがは動物漫画の巨匠だなァとか思いながら高校生は生焼けレバーを齧った
その10年ほど後のTVで 冒険家の植村直己が犬ぞりで極寒地を横断する際の食料としてカリブーの生肉を大量に準備しているのを観た一片300gくらいの冷凍肉を麻袋にポンポンと放り込んでいる体温で解凍しながらナイフで削ぎ落とし 鯨の脂に絡めて食べるという 携帯する食料のほとんどがその生肉で 1日1キロ食べるとのこと「生肉には全ての栄養素がある」球太さんの言葉を思い出した
飲み屋のカウンターは石川球太の独壇場だ 宮谷先生は笑いながら応えているその当時 宮谷一彦が作家・編集者と話をする場に何度か居合わせたことがあるが こんなに柔和で受身なのは石川球太の時だけだった何をいわれてもとても楽しそうにしているのだ「タニヤンの絵が入ると画面が締まりますねぇ」「そうだろう! タニヤンのお兄さんもイラストレーターなんだよ」石川プロアシスタントのタニヤン_後の漫画家 谷口ジローのことを褒め合っている
たわいもないやり取りが続き 話題は少し前に少年マガジンに掲載されたちばてつやの『螢三七子』に移った
「あれは 読んだかね どうだった?」と石川球太「勿論 読みましたよ だけど・・・」「だけど どうした?」「何か ちょっと違うんですよ」と宮谷一彦
私は『螢三七子』を思い出していたテーマも分かるしクライマックスのイメージも良いんだけど何か物足りない印象があっただから宮谷先生の言葉は理解できた『ちかいの魔球』『ユキの太陽』『紫電改のタカ』『ハリスの旋風』『あしたのジョー 』自分が大好きなちばてつやとはちょっと違う何となくちば漫画の類型を見るような思いがしていたのだ
私は『螢三七子』を頭の中で反芻するのにいっぱいで その後の二人のやりとりは聞きそびれていた すると突然 石川球太が業を煮やしたように「あの作品には君の足りないものがあるんだよ!」と強い口調で言い放った「ちばてつやと君の漫画は真逆だ!ちばてつやはネームを見せる 君は絵を読ませているんだ!!!」
絵 を 読 ま せ る
その言葉は私の心に刺さった
「それが宮谷一彦じゃないですか! 」と思ったが飲み込んだ高校生ごときの出る幕ではないでも宮谷作品に惹かれる理由 これから自分がやりたいと思っているものが言葉として現れた気がしたそして「ネームを見せる」という表現こそ漫画の命のようにも感じた
その緊張した場がどう終わったかは覚えていないいつだって帰り際は球太さんの満面の笑顔と はにかむような宮谷先生の思い出しかないのだ
帰り道 玉川上水沿いを歩きながら聞いてみた
「先生 なんで球太さんの前ではあんなに遠慮してるんですか?」ずっと気になっていたことで怖かったけど聞いてみたのだ
少し間を置き 照れ笑いを見せながら「あの人は俺のアニキに似ているんだよ あの人といるとアニキといるような気分になるんだ」
ニ、にアクセントを置く独特の言い回しでそう答えてくれた宮谷先生は早くにお父さんを亡くされていて お母さんと年の離れたお兄さんに育てられたというのを思い出した
「球太さんには敵わないよなぁ 」そう言って微笑むのだ_
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1972年の秋口
17才で夢と不安がたえず交差していた頃の記憶今となっては宝のような思い出です
宮谷一彦と石川球太
10代の多感な時期に漫画界の両巨星と関われたことを奇跡のように思いますこの頃の経験で得た喜びや痛みがその後の私を造りました大きな感謝の気持ちと共に抱えきれない負債も感じています私の残りの時間はその返済の為の時間なのでしょう
またいつか 三鷹北口の焼き鳥屋のような処でお二人に会って少しばかりは自分の話もできるように仕事をしていきたいと思います
宮谷先生 球太さんお疲れさまでしたそして本当にありがとうございました
2022年7月4日 ひろき真冬
写真は先輩アシスタントで漫画家/下條よしあき氏より借用宮谷一彦先生と初めて会った新宿2丁目の漫画喫茶「コボタン」
注)石川球太https://ja.wikipedia.org/wiki/石川球太
『螢三七子』ちばてつや「週刊少年マガジン」1972年9月3日号掲載https://mangapedia.com/蛍三七子-bxfe21r6o
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「異色野球漫画短編集 変華球」(小学館2022/4/28)再録『サムライ』に向けて
http://kquarter.exblog.jp/29150476/
2022-04-10T18:05:00+09:00
2022-05-25T19:15:08+09:00
2022-04-10T18:05:15+09:00
hirokimafuyu
Essay
最初はモノクロの挿絵から 徐々にカラー装丁画となり 気がつくと忙しくなっていた当時のサイバーパンク・ムーブメントと絡めたことも大きかったのだろう自分の資質と社会がリンクする喜び初めて手応えのようなものを感じていたそしてそれはイラスト&漫画作品集「ルィーズ」(’95年新潮社)出版へと繋がっていった
最初は漫画だった
前にも書いたように 私は「COM」と「ガロ」に憧れて10代を過ごしたこの2冊の月刊誌で知った新人漫画家たちの斬新さベテラン作家においても一般商業雑誌では見られなかった実験性の高い作品に驚いたものだ漫画表現の豊穣さ_いつか自分もそうなりたいと願っていた
1973年高校卒業の年「ヤングコミック増刊号」でデビュー
翌年2作目を「ガロ」に発表したここまでは良かったがすぐに行き詰まった初期衝動だけで出来ることは限られている夢見るだけでは済まされない現実にぶつかっていた経験された方は分かると思うがデビュー前の試行錯誤とデビュー後では意味が違う迷い方の桁が違うのだ
そんな頃 ニ流誌から原作付きでの仕事依頼が来たいわゆるエロ系バイオレンス劇画私はろくに内容も確かめず引き受けることにしたとにかく漫画の仕事がしたかったからだ
内容は覚えていないが それから同様の仕事依頼が続くようになった「COM」と「ガロ」の叙情性に憧れていた22才の若者は 原作付きバイオレンス劇画を描くことで職にありつけたわけです
気がつけば月産50枚 原稿料単価はデビュー時の2,500円から7,000円まで上がっていった生活は安定したが戸惑いは消えない「漫画で食ってんだから俺は漫画家だよな」そう思っても何かが違う憧れのギブソン・レスポールを買ってみても空虚さは埋まらなかった劇画の依頼は全て原作付きで 欲望と暴力を煽るものばかりに思えた自分のオリジナルの世界を描きたかった
『サムライ』はその頃 私が24才の時の仕事だ経緯は忘れたが 担当編集者のM氏がこちらの熱意を感じ取ってくれたのだろうエロトピア増刊「漫画快楽号」成人向け官能誌に36ページの野球漫画なんて普通あり得ない我儘を受け入れてくれたM氏とKKベストセラーズ社には感謝しかない制作時間はひと月くらいだったか
一心不乱に描いた
これを機にポツポツと野球漫画の依頼がきたそれは後に「午後の栄光」(’86/双葉社)として一冊にまとめて貰うことができた同時期の「K,quarter」(’86/けいせい出版)と併せて私の20代の宝物だ「K,quarter」は Rock ’n Rollの「午後の栄光」は野球選手への憧れがテーマだ
この2冊のおかげで私は持ち堪えることができた紙一重で夢に留まることができたのだ
若い頃の仕事はリアルな日記そのものだ
昨年末 小学館より再録の依頼を受け 収納棚の一番奥から原画を引っ張り出した時 瞬時に当時が蘇ったやり場のない焦燥感と その中から未来を探し出そうと必死の思いを嗅ぎ取った
Sci-Fiイラストレーターとして私を知る人は『サムライ』をどう読むのだろうか
そのことはとても気になる何れにせよ20代の10年間は私を鍛えてくれた自分と向き合い 周りとぶつかりながらも愚直な青春を貫くことができた『サムライ』はそこに咲いた仇花かも知れないでもこれがなければその後はなかった「ルィーズ」も「アップルズ」(19/復刊ドットコム社)もなかった
そう思うと少しドキドキする_
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バロン吉元と祇園𠮷うた展 GEKIGACORE
http://kquarter.exblog.jp/29020836/
2021-12-15T15:13:00+09:00
2021-12-15T15:23:27+09:00
2021-12-15T15:13:43+09:00
hirokimafuyu
展示会
祇園花見小路通りに面したお茶屋「𠮷うた」入り口で エ☆ミリー吉元さんの丁寧な案内を受け2階大広間へ向かう
壁一面に飾られた巨大な作品群に圧倒される
ひと通り観て一旦階下に降りることにした間合いを取るしかない一階の売店スペースで画集を購入し 心を整える私は凄いものに出会った時はこうして反芻することにしている
初見のままそこに居続けては何が起こっているのか分からないからだ
美しいものは怖い時に吹き飛ばされる思いもする「お前に何が分かる?」と値踏みされてるような気さえする
もう一度階段を上がり広間に戻り改めて絵と対峙した
力強さと むせかえるような色気に押されるようだ
こちらも押し返すように凝視する
筆の勢いがなまめかしく 生き物のようにも見える上手いとか綺麗だとかを越えてそこに在る
ふと バロン先生は幾つに成ったんだろうと思い「そんなのどうでもいいじゃないか」と打ち消したまた絵を睨む私の心がバロン吉元と闘っている楽しむ余裕なんてない
テーブルに2枚漫画の原稿があった
高校生の頃に読んだあれだ紙は黄ばんでいるが絵は輝いている「なんだこれ?全然古びてねぇぞ!」
初めてバロン吉元を知ったのはいつの頃だったか_
私は『COM』と『ガロ』に影響されて育った
そこで展開された漫画表現の多様さにやられ いつか自分もそうなりたいと願っていたずっと後になって発行部数とか原稿料の怪?作家の経済的困窮とかを知ったが 10代に入ったばかりの少年には関係なかったただただアートな漫画家に憧れていた高校の頃には多少分別がつき 商業雑誌の掟も分かるような気がしてきた
「あまりアート性が強いとメジャー誌は嫌うんだな」漠然と思ったりもしていたのだとはいえ生意気な高校生は大手商業雑誌を斜め見していた「俺はヤンコミ狙いだ、ビッグみたいなオッサン雑誌には描かないからな」他愛もない妄想で自分を支えていたのだ
そんな時代だがバロン吉元は違っていた
劇画全盛の泥臭い時代に 粋でユーモア溢れる作品を量産していたからだ人気作家には必ず模倣者が現れるが その類もいない誰もあの洒脱さをまね出来ないからだろう
少し落ち着いた頃 キュレーターを務めるエ☆ミリー吉元さんに色々質問してみた
画材は何を使われているんですか?
この大きな絵の制作時間はどのくらいですか? えっ 下書きはアタリ程度で描き始めてるんですか!
この生な勢いは一発描きの離れ技だったのか
魔法の秘密が少しだけ解けたような気がした
でもそれだけでこの高揚感は説明できない
この域に辿り着くまで 一体どれだけの断捨離があったのだろうかと思うバロン吉元は絵を描きながら 同時に何かを捨てて壊している ご本人はおそらく「楽しんで描いてるだけですよ」と答えるだろう
でもお会いする機会があれば是非聞いてみたい絵のこと漫画のことをたくさん聞いてみたい
素敵なお嬢さんに見守られ 創作に没頭している姿を想像した仕事場に絵の具が飛び散り夢中になって筆を奮っているかくも長いキャリアを旅し 今なお未知に向かって心躍らせているなんて豊かな人生なのだろう
京都祇園 遥か彼方を飛ぶ大先輩にひょいっと体を持ち上げられたような一日だった
『バロン吉元と祇園吉うた展 GEKIGACORE』
2021年12月13日(月)-26日(日) 11時~16時 ※事前予約制吉うた 京都市東山区祇園町南側570-122
ご予約: https://airrsv.net/gekigacore2021/calendar
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谷口ジロー74回目の誕生日に
http://kquarter.exblog.jp/28818108/
2021-08-14T22:12:00+09:00
2022-07-04T18:58:55+09:00
2021-08-14T22:12:02+09:00
hirokimafuyu
Essay
最初は雑誌「プレイコミック/秋田書店」での先生の連作『青いとかげの街』だったと思う資料写真を渡されて描いたスペインの街景画が原稿に貼り込まれた初めて自分の絵が雑誌に印刷される興奮東京郊外に住む高校2年生には充分過ぎる刺激だった「ひろきも行くか?」
ある日 気分転換の散歩に出かける宮谷先生に付き添い玉川上水沿いを歩き三鷹駅の地下ガードをくぐる北口に出て5分程歩いた先に動物漫画の巨匠 石川球太先生の仕事場マンションがあった
敷居をぶち抜いてワンルームにしたスペースは小学校の教室程の広さ1971年当時 この規模の仕事部屋は週刊誌連載+αを抱える作家でしか持てなかっただろう中央に机を並べて球太先生と4人のアシスタントが煙草をモクモク吸いながら仕事をしていたその煙と男臭さ満載の場所に不釣り合いな人それが谷口ジローだった
球太先生「タニヤン ここはいつものアレで頼むよ」谷口さん「はい」
言葉少なに黙々と狼の群れを描き進める特にチーフとかの肩書きはなかったが 動物のモブシーンは全て谷口さんの持ち場だった
宮谷先生にしろ石川先生にしろ〆切仕事の隙間だったはずそれでも自分は何度かそんな場所に居合わせた記憶がある戦力外高校生の特権とはいえ なんて幸せな時間だったのだろう
そうして石川プロの人たちと仲良くなった生活感のない高校生はいつの時代も無敵です(苦笑一番気さくなカズオさん(後に石川球太の実弟と知る)には食事とか呑み屋にも連れてって貰った一晩中吉祥寺を呑み歩き 気がついたら石川プロの簡易ベッドで目覚めたこともありました
しかし夢のような時間は続かないそろそろ卒業後の進路を決めなければならない時期になり 何かの弾みで私は谷口さんを訪ね将来の相談をした
伝説の『喫茶店ホタ』真向かいのアパート2階整理された四畳半の部屋の本棚から次々に洋雑誌や絵本が出てくる今のようにネット情報もない時代海外の漫画雑誌・絵本・画集の刺激はこの上ないものだった初めて観る魔法のような画像が心にグサグサ刺さってくる
描きかけの持込み用原稿も見せてくれたテーマを変えて制作途中のものが何編かあったと思う私は素人の強みで勝手な感想を話した谷口さんはそんな生意気な高校生の戯言をニコニコして聞いてくれたあの穏やかで優しい表情はその後どれだけ彼がキャリアを重ねても変わることがなかった
そろそろ帰ろうとした頃 谷口さんがワインのボトルを出してくれた甘ったるい赤玉ポートワインしかない時代に輸入物のワインの栓を抜いてくれたのだ微笑みながら無言で「まぁ 頑張れよ」ということだろうそれからあっという間の50年
谷口さん 74回目のお誕生日おめでとうございます!今夜はお祝いにワインを抜きます_ 写真は文中 谷口さんのアパート跡地現在のもの駐車場になっていました *20210807
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京都 Live & salon 夜想
http://kquarter.exblog.jp/28550281/
2021-04-19T16:13:00+09:00
2021-04-28T11:44:15+09:00
2021-04-19T16:13:15+09:00
hirokimafuyu
音楽
ロックはつまるところ 粋と道化だと思うそれは知性と色気でもある
私が10代の頃 好きだったバンドザ・タイガース、フォーククルセダース、そして村八分これら全て京都出身 粋と道化の結晶のようなバンドだったそしてその波動は今も『夜想』に流れている
2015年11月 御池通り「夜想」でシスターポールを観たシアトリカルで妖艶なパフォーマンスは勿論のこと それに劣らず着飾った客席の人々に驚いた「なんて素敵で狂った空間なんだ」
一瞬なれど 鮮やかな非日常
自分が求めるのはそれだこの世知辛い世の中 BARで呑む時くらい 穏やかな発狂に浸りたいそこに粋な音楽あればなお嬉しい_
私と同じように『NEW 夜想』が気になる人の為に写真をUPしました
キャプションと併せてご覧くださいザックリいうと移転前より広いです
奥行きも倍くらいあります雰囲気は抜群 平日夕刻4時のBAR TIMEながら『夜想』の波動に満たされていました
末永く京都の地下を震わせて欲しい
お店の繁栄を心より願っています_
https://yaso-kyoto.info 版画を前に店主マーチンとの記念撮影 左「Heroine」右が「Discipline」 ドアを開けて店内に入ったときの図 客席からステージとにかく一番驚いたのが移転して間もないのに落ち着いた雰囲気に満たされていたこと
おでんが美味しかったぁ ごちそうさまでした 客席側から入り口ドアを見たところ
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2020 ひろき真冬「原画展」’Apples & Favorite Illustration’ 京都開催のお知らせ
http://kquarter.exblog.jp/28257856/
2020-10-09T12:30:00+09:00
2020-10-09T12:35:50+09:00
2020-10-09T12:30:45+09:00
hirokimafuyu
展示会
恵文社一乗寺店/ギャラリーアンフェール
〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10 tel 075-711-5919 www.keibunsha-store.com 11月15日(日) 18:00 隣接のコテージにてワインパーティー/Acoustic Guitar Liveを開催します※参加無料・要予約(定員20名) 希望される方は【 hiroki.event@gmail.com 】までメールにてお伝えください
10月5日恵文社でマネージャー氏と最終の打ち合わせをしました
改めて壁面積を確認したところ 東京展の時に比べ1.5倍の原画を展示できることがわかりました会場は吉祥寺 Cafe Zenonより狭いのですが 原画を飾れるスペースは恵文社の方が広かったようです現在追加イラストについて悩み中です ^ ^「蒼き影のリリス」など小説の挿絵からも何点か選べればと思っていますご承知のように今回の『東京-京都/原画展』はCOVID-19の為 二転三転しました
当初の予定は順延となり 年内開催すら読めない日々がありました11月15日(日) はその1年を総括するクロージングパーティーともいえます吉祥寺の時と同じようにアコースティッで弾き語りをします
7月4日(土)のLIVE動画をHP/informationに上げました
よろしければご覧ください↓
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2020年7月 ひろき真冬原画展/Apples & Favorite Illustration
http://kquarter.exblog.jp/28142719/
2020-06-24T12:39:00+09:00
2020-06-24T12:44:27+09:00
2020-06-24T12:39:09+09:00
hirokimafuyu
展示会
漫画作品集『Apples/アップルズ』(2019)
併せてイラストレーション代表作の展示とPOSTCARD・複製版画の販売をいたします
7月4日(土)19:00 ワインパーティー/作家によるAcoustic Guitar Performance※参加無料・要予約(定員30名)希望される方は下のアドレスからお伝えください【 hiroki.event@gmail.com 】
皆さま
いよいよ1週間後です
東京で原画展を開催するのは15年ぶりのこと私は久しぶりの展示準備に追われています(苦笑是非 お越しください
ひろき真冬
<本展示は巡回展です>京都・一乗寺会期:2020年11月10日(火)~11月16日(月)会場:恵文社一乗寺店 www.keibunsha-store.com
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2020 Hiroki Mafuyu Exhibition/Apples & Favorite Illustration
http://kquarter.exblog.jp/28131985/
2020-06-14T20:18:00+09:00
2020-07-10T07:31:24+09:00
2020-06-14T20:18:47+09:00
hirokimafuyu
展示会
漫画作品集「Apples/アップルズ」(2019)
併せてイラストレーション代表作の展示とPOSTCARD 複製版画の販売を致します
7月1日~19日 東京吉祥寺 カフェゼノン
11月10日~16日 京都一乗寺 恵文社ギャラリーアンフェール
久しぶりの展示会
ご承知のように憂鬱の正体が見えない中での開催です
この着地点があるとしたら
収束して世の中が落ち着きを取り戻すまで
おそらく年単位の時間が必要でしょう
それを踏まえた上で人との交流を取り戻すことも大切に思います
美術にしても音楽にしても
この社会で生きて心を整える上でなくてはならないものだからです
まずは7月 東京吉祥寺カフェゼノン
お店は最善の処置を施してお迎え致します
よろしければ是非お越しください
詳細は改めて今月下旬にお伝えします
まずはご報告まで
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漫画作品集「Apples」発売中
http://kquarter.exblog.jp/27872197/
2019-11-21T20:46:00+09:00
2019-11-21T21:45:24+09:00
2019-11-21T20:46:02+09:00
hirokimafuyu
Apples
制作元の『季刊エス』編集部がとても丁寧な仕事をしてくれました
カラーページは勿論のこと モノクロページが素晴らしい!
スクリーントーンのモアレの抑制から細部の描き込みまで 原画の雰囲気をとことん再現してくれています
1 what’s my name
「error」 vol.00 preview issue/2001年1月20日 美術出版社2 modern lovers「Slip」スリップ ‘‘S’’ MANGA collection/ 2005年1月27日 飛鳥新社3 out of the blue「MANDALA」vol.01/2007年3月23日 講談社4 higher than the sun「MANDALA」vol.03/2009年7月3日 講談社5 風の花/sky flower「モーニング」2017年15号/2017年3月9日 講談社6 月の娘/moon child 2055「マンガマスター」12人の日本のマンガ職人たち/2005年2月15日 美術出版社
一番最初の what’s my name が2001年なんですね
いやはや 随分と時間がかかってしまいましたできれば 久しぶりに原画展を開催したいと思っています東京と関西のブックギャラリーで現在調整中です決まったら改めてお伝えします
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『夜獣街』と『赤い涙』
http://kquarter.exblog.jp/24874594/
2017-07-13T22:35:00+09:00
2017-07-13T23:13:47+09:00
2017-07-13T22:35:50+09:00
hirokimafuyu
POP ART
出版社も小説家も違うこの2作が同時期に電子化されたことは 何かのサインのようにも感じています『夜獣街』は複雑な物語設定の世界観を『赤い涙』では 観た人の目に張り付くようなPOP&COOLを目指しましたどちらも直観で決めた訳ですが 戦略として その後の創作活動の根幹になりました
まあ そんな訳で 原画の写真UPです版形はどちらもA3大収納奥に無造作に放り込んでいたのを引っ張り出した訳ですが ほとんど劣化がありませんアクリル絵具は本当に強い!
※アマゾンkindleにて配信スタート『夜獣街』https://www.amazon.co.jp/dp/B073RZMXYF/
『赤い涙 マルチタスクVol.1』https://www.amazon.co.jp/dp/B07218ZZLN/
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新作漫画のお知らせ 「風の花/Sky Flower」
http://kquarter.exblog.jp/23898045/
2017-03-03T03:13:00+09:00
2017-03-09T11:15:57+09:00
2017-03-03T03:13:04+09:00
hirokimafuyu
POP ART
久しぶりに漫画を描きました!「風の花/Sky Flower」58p2017年 3月9日(木)発売の『モーニング』15号にて掲載です
58ページもの読切を最初から最後まで一人で描いたのは初めてのことで とても時間がかかりました是非 ご覧になってください
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還暦祝い
http://kquarter.exblog.jp/21559838/
2015-02-15T16:44:52+09:00
2015-02-15T16:44:52+09:00
2015-02-15T16:44:52+09:00
hirokimafuyu
雑記
蒼き影のリリス/Lilith
http://kquarter.exblog.jp/19433930/
2013-08-09T00:06:33+09:00
2013-08-09T00:04:12+09:00
2013-08-09T00:04:12+09:00
hirokimafuyu
POP ART
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DHBWL92/
http://bit.ly/11NQkqQ
"Lilith" is a vampire story by novelist Hideyuki Kikuchi. It has been published as a series of six volumes from '95 to '01.
I drew the illustrations of 71 sheets of this novel.
''Blind vampire, Lilith" revived with an electronic book. I'm glad!
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松井秀喜引退
http://kquarter.exblog.jp/17521787/
2012-12-28T13:14:00+09:00
2012-12-28T14:13:45+09:00
2012-12-28T13:14:31+09:00
hirokimafuyu
SPORTS
ついてしまった、、
松井秀喜が引退を発表
この時期に契約の話がなかったことで
それもあるかなとは思っていたが
こうして現実になってしまうと とても寂しい
小学生の頃 王貞治に魅せられて野球が好きになった
その後 似たような匂いを松井秀喜に感じていた
ピッチャーでは野茂英雄だろう
この3人は花道のような引退試合もなく辞めて行く点では共通の美学がある
松井の最後の「もう少しいい選手になれたかもね」という言葉の意味が全てを伝えているようだ
20年間どうもありがとうございました
お疲れさまでした
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本当に見たものは何
http://kquarter.exblog.jp/15558738/
2012-03-11T20:52:00+09:00
2012-03-12T03:49:08+09:00
2012-03-11T20:52:03+09:00
hirokimafuyu
空の写真
日本のこと 日本人であることを沢山思った
右とか左とか イデオロギーではない新しい日本人の精神性が必要だ
21世紀型の 国を愛する気持ち
そこまで見えているようで まだ届かない
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https://ssl2.excite.co.jp/